作成日:2024/10/23 最終更新日:2024/10/24 かいたひと:松崎有理
神話と古代文明の国、ギリシャ。
歴史の授業で習うので有名なわりに、じっさいにかの地を訪れたひとは少ないのでは。以前、科博で科学史の連続講義があったとき、古代ギリシア科学の回で「ところでギリシャに行ったことのあるひと、いますか」と講師が質問したら手を挙げたのはクラスじゅうでひとりだけだったのがとても印象に残っています。
松崎にとってもイメージだけの未知の国でした。2024年10月前半の2週間をかけて、エーゲ海の島々と本土をがっちり回ってきました。限られた時間で得たなるべくディープな情報をお届けいたします。例によって、現地通貨とかコンセントの種類とか世界遺産の数とか、ググればすぐに手に入るような一般的情報は書きません。つまりこの記事は、ギリシャを訪れたくてひととおり調べてみて、さらに深掘りした情報がほしいひとむけです。では、どうぞ。
続きを読む
作成日:2023/10/15 最終更新日:2023/10/21 かいたひと:松崎有理
2023年10月。コロナ五類へ引き下げ後初の長期海外旅行先として、ウズベキスタンを選びました。理由は、2019年11月のトルコ旅行でイスラム建築の美しさに目ざめたから。旅行期間は、ウズベキスタン航空による直行便運行スケジュールの都合で13泊となりました。
例によって、現地通貨とかコンセントの種類とか世界遺産とか、ググればすぐに手に入るような一般的情報は書きません。ウズベキスタンに行ってみたくていろいろ調べているひとにとって、かゆいところに手が届くような内容となっていれば幸いです。
なお、同じイスラム文化圏+チュルク語族であるトルコの記事も合わせて読むとより理解が深まります。
★この記事の情報は2023年10月時点のものです。現地の状況は刻一刻と変わっていきます。旅行の前にご自身で最新情報をご確認ください。
【もくじ】
ウズベキスタンQ&A
旅の準備
おすすめルート
移動手段(空路、陸路)
もちもの・服装など
地域別情報
博物館都市ヒヴァ(世界遺産)
宗教都市ブハラ(世界遺産)
青の都サマルカンド(世界遺産)
そのほか、ウズベキスタンのプチ情報
有用な参考資料
おすすめウズベク語学習法
続きを読む
作成日:2021/01/29 最終更新日:2023/05/04 かいたひと:松崎有理
2020年9月26日。応用哲学会第12回年次大会シンポジウム(オンライン開催)でパネリストのひとりとして登壇させていただきました。
そのときの発表テーマが「研究者 × ディストピア」。
続きを読む
作成日:2021/01/20 最終更新日:2023/09/08 かいたひと:松崎有理(理系女子作家)
こんなひとのための記事です。
-
上司から「数学やれ」と命じられている
-
自分の将来のために数学を勉強せねばと感じている
-
高校以来、数学に触れていない。数式どころか数字をみるのもダメ
-
数学きらいなのでどこから手をつけていいかすらわからない
-
「数学が好き」っていうひとが理解できない
続きを読む
作成日:2019/12/07 最終更新日:2021/12/21 かいたひと:松崎有理
2019年11月、トルコへ二週間の旅行をしてまいりました。松崎にとっては初のイスラム文化圏。あくまで旅行者視点ではありますが、気づいたことをここに書き留めておきます。
現地の天気とかコンセントの種類とか世界遺産とか、ググればすぐに手に入るような一般的観光情報は書きません。これからトルコへ行くひとための、かゆいところに手が届くようなページになっていれば幸いです。
続きを読む
作成日:2019/10/11 最終更新日:2019/12/18 かいたひと:松崎有理
【もくじ】
ツアーの概要
スタートは諏訪大社上社前宮から
神長官守矢資料館(1991)
空飛ぶ泥舟(2010)
高過庵(2004)
低過庵(2017)
参加してみて気づいたこといろいろ
藤森照信さんといえば、唯一無二の印象的な建築を設計するかたとして前々から気になっておりました。
このたび、氏の生まれ故郷である長野県茅野市でフジモリ茶室ツアーなるものが催されると知って、さっそく行ってきましたよ。
続きを読む
作成日:2019/04/03 最終更新日:2020/03/11 かいたひと:松崎有理
「フォロワーさんの個人情報を守りながら、拙著をプレゼントする方法はないものか」と、ずうっと模索してきました。このたびよい方法がみつかりましたので、プレゼント実施の顛末も含めて記事にしました。
「もっといい方法知ってるよ」という方は、どうぞメールまたは公式Twitterへのリプライで情報をお寄せくださいませ。
【もくじ】
物理本(紙の書籍)のばあい
AmazonのKindle——そもそもプレゼントできない
Apple Books――メールアドレスが必要
紀伊國屋のKinoppy、およびhonto――メールアドレス(=ID)が必要
SONYのReader Store——なんにもいらない。ここが最適
じっさいにプレゼント企画をやってみた顛末
続きを読む
作成日:2019/02/27 最終更新日:2020/02/20 かいたひと:松崎有理
ポルトのカフェにて。うしろのほうに写っているでっかい丸い揚げ菓子がボラ・デ・ベルリンです。
ひとことでいえば卵黄クリームはさみドーナツ。
ポルトガルには素朴おいしいお菓子がいろいろあるのですが、松崎がなにより気に入ったのはこのボラ・デ・ベルリン。ポルトガルではどのカフェにもスーパーにも置かれていて、1ユーロ前後で買えちゃう気軽さも魅力でした。
ところがいっぽポルトガルを出ると、おなじものはみかけません。
以下は松崎がボラ・デ・ベルリンを探し求めた記録です。つまりボラ・デ・ベルリン・クエスト。
ボラ・デ・ベルリンずきなかたがどれだけ存在するかわかりませんが、なにかの参考になれば。
続きを読む
作成日:2019/02/19 最終更新日:2022/02/02 かいたひと:松崎有理
2018年秋。念願のポルトガルへ二週間旅行して、現地の飲食物にすっかり魅了されてしまいました。
このページでは、ポルトガルの代表的なお菓子であるパステル・デ・ナタ Pastel de Nata をなんとか東京にいながらにして食べられないか、いろいろ歩き回った記録をご紹介します。
入手難易度順です。
【もくじ】
成城石井
業務スーパー
ピカール
シアトルズベストコーヒー
エッグセレント・エッグタルト
ボア・ナタ
ナタ・デ・クリスチアノ
ドース・イスピーガ
番外その1 アンドリューのエッグタルト(大阪など)
番外その2 カステラ・ド・パウロ(京都)
続きを読む
作成日:2019/01/18 最終更新日:2019/02/27 かいたひと:松崎有理
マカオのシンボル「カジノ・リスボア」の正面。写真撮って、ロビーに入ってちらっとカジノみてすぐ出てきました。おおここが『深夜特急』の舞台なのね、と。
マカオ。拙作「5まで数える」の舞台のモデルとなった街です。じつは松崎、このお話をマカオに行かないまま書いてしまったので、いつか訪問したいと強く思っていたのでした。
続きを読む