取材記事・レポートなど

松崎がじっさいに取材した記事です。おすすめは「理系女子応援企画」シリーズ。文理選択に悩む学生さん、ぜひどうぞ。

カズオ・イシグロ作品を(ほぼ)ぜんぶ読んだのであらすじを紹介する

作成日:2017/10/07 最終更新日:2017/10/12 かいたひと:松崎有理

「作家になるぞ」ときめたころ、特定の作家について集中的に読み、プロットのメモをつくるという訓練を続けた時期があった(頻度は減ったがいまもしている)。
そのひとりが日系イギリス人ブッカー賞作家、カズオ・イシグロ。なにせ作品数がすくないのでコンプリートはとてもらく。長編だけなら7作しかない。
『充たされざる者』(1995)だけはあまりにとっつきにくそうで未読なのだが、ほか6作についてはかなり詳細なプロットメモを書いた。純文学作品のプロットを知りたいひとがどれだけいるかわからないけど、だれかの参考になれば。メモをつくった当時の感想や、作品ちゅうから心に残った文章の抜粋も。
それでは、作品の発表順にご紹介。
#注意:以下ではネタバレしています#

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「エンジョイ・シンプル・イングリッシュ」がEAなんかよりぶっちぎりでおもしろい件

作成日:2017/10/07 最終更新日:2017/10/11 かいたひと:松崎有理

【もくじ】
はじめに
基本情報
魅力その1 なんといってもストーリーがおもしろすぎる
魅力その2 声優さんたちの名演が光る
魅力その3 単語はものすごくやさしい。文法はわりと高度
魅力その4 和訳は青空文庫で、乱歩の原文が読める
まとめ おすすめの勉強法
おまけ 物語属性なひとのための外国語教材そのほか

はじめに

NHKラジオ講座。語学学習の鉄板です。「どの教材を選んだらいいか迷ったら、とりあえずNHKラジオやっとけ」はよくきく台詞。

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第3回創元SF短編賞受賞者インタビュー

作成日:2012/07/26 最終更新日:2017/10/08 かいたひと:松崎有理

【もくじ】
まえがき・インタビュー実現までの経緯
正賞受賞者・理山貞二さん
優秀賞受賞者・オキシタケヒコさん
おまけ

まえがき・インタビュー実現までの経緯

第3回創元SF短編賞正賞受賞者

第3回創元SF短編賞正賞受賞者、理山貞二さんより送られてきた画像。「阪大SF研究会の先輩から受賞祝いにもらった絵です。しかし、ネタばれだなこれは」どこがどうネタバレなのか松崎にはまったくわからず。担当氏の補足によると「『宇宙の戦士』の機動歩兵だよ。なんでわかんないかなあ」すみませんモデルとかビジュアルよわいのです。「これってさいきんつくり直された加藤直之さんデザインのほうですよね理山さん」「そうですよくおわかりで」と、さらにディープな世界が展開。いやはや。

松崎の出身賞である創元SF短編賞もぶじ、第3回が終了。
さる2012年7月14日(土)19時より、ベルサール飯田橋駅前において贈呈式、および年刊日本SF傑作選『拡張幻想』刊行記念トークイベントが行われた。

もちろん松崎は前回にひきつづき、今回も取材モード全開で参加するつもりだった、のだけれど。
受賞者インタビューももちろんするつもりだった、のだけれど。

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第2回創元SF短編賞レポート

作成日:2011/08/09 最終更新日:2017/09/30 かいたひと:松崎有理

【もくじ】
1、第2回創元SF短編賞受賞者インタビュー
2、『結晶銀河』刊行記念 第2回創元SF短編賞贈呈式+トークイベント詳細レポート

第2回創元SF短編賞受賞者インタビュー

第2回創元SF短編賞第2回創元SF短編賞受賞者と関係者のみなさん。

東京創元社一階会議室にて、演者と受賞者全員集合。左手前から時計回りに:1、第二回創元SF短編賞佳作の空木春宵さん 2、東京創元社編集部の小浜徹也さん 3、ゲスト審査員の堀晃先生4・5、受賞者の酉島伝法さんとその奥さま 6、選考委員の日下三蔵先生 7、大森望先生。(以下、本文中では敬称略)

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リアル女性数学者・小谷元子先生――理系女子応援企画・その6

作成日:2011/3/5 最終更新日:2017/09/10 かいたひと:松崎有理

*本稿は取材先の認可を経て執筆、掲載しています。

小谷元子先生

小谷元子先生近影。

ごあんない:

東北大学大学院理学研究科 数学専攻


 小谷 元子 Mitoko Kotani 先生 略歴:

 1983年 東京大学理学部数学科卒業
 1990年 理学博士
 1999年 東北大学大学院理学研究科 数学専攻 助教授
 2004年 東北大学大学院理学研究科 数学専攻 教授

 2005年 「離散幾何解析学による結晶格子の研究」により第25回猿橋賞を受賞

 海外研究暦:
 1993年9月-1994年 8月 マックスプランク研究所(ドイツ)
 2001年 4月-11月 高等科学研究所(IHES)(フランス)
 2006年2月-3月 ニュートン研究所(イギリス)


東北大学サイエンス・エンジェル(以下SA)取材からはじまった「理系女子応援企画」も、すでになんと6回め。
このたび、SA産みの親のひとりである小谷元子先生に、お話をうかがう機会を得ることができた。
理系の女性がより活躍するためにはどうすればよいのか、
そして松崎が拙作「ぼくの手のなかでしずかに」(『あがり』収録)で呈した疑問、
なぜ、数学科には女性がすくないか?」に、答えはあるのか。
以下、インタビュー内容をおとどけする。

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理転の宇宙工学者・岸本直子先生――理系女子応援企画・その5

作成日:2011/3/4 最終更新日:2017/09/10 かいたひと:松崎有理

*本稿は取材先の認可を経て執筆、掲載しています。

岸本直子先生学会発表中

学会講演中の岸本先生。テーマは「宇宙プランクトン」。なんじゃそりゃ、と思ったかたは、以下の記事をおよみください。

ごあんない:

宇宙プランクトンプロジェクト


 岸本直子 Naoko Kishimoto 先生 略歴:

 1990年 京都大学文学部史学科考古学専攻卒業
 1997年 京都大学工学部航空工学科卒業
 1999年 東京大学大学院工学系研究科航空宇宙工学専攻修士課程修了
 2004年 東京大学大学院工学系研究科航空宇宙工学専攻博士後期課程単位修得満期退学
 2004年 博士(工学)取得
 日本学術振興会特別研究員、(独)宇宙航空研究開発機構宇宙科学研究本部共同研究員を経て、
 2006年より(独)宇宙航空研究開発機構宇宙科学研究本部招聘開発員
 現在 科学技術振興機構 さきがけ研究者 (京都大学大学院 工学研究科)


「いきものだいすき、な子でしたよ」
どんなお子さんでしたか、という問いに、岸本先生は少女みたいに目を輝かせながらこう答えた。

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大先輩・郷 通子先生にインタビュー――理系女子応援企画・その4

作成日:2011/02/04 最終更新日:2017/09/04 かいたひと:松崎有理

*本稿は取材先の認可を得て執筆、掲載しています。

郷通子先生

郷 通子先生近影。情報・システム研究機構の理事室にて。とにかく気さくで話しやすいひとだ。松崎の緊張は二秒でどこかに消えた

「このひとは、”問うひと”だ」
というのが、今回のインタビューをつうじて松崎が郷先生に抱いた印象だ。

インタビューの日程がきまってから、郷先生の執筆したもので予習し、
実際にお会いしてお話をきき、
帰ってからまた復習して、
ますます、このひとは徹頭徹尾、疑問をもち問いつづけるひとなのだ、という思いを強くした。
しかもこのインタビュー、ものすごく楽しかった。二時間半があっというまだった。
以下で、当日の雰囲気をいくらかなりともお伝えできれば。


 郷 通子 Mitiko Go 先生 (理学博士、生物物理学) 略歴:
 1939年うまれ。
 1962年 お茶の水女子大学理学部物理学科卒業
 1967年 名古屋大学大学院理学研究科博士課程物理学専攻修了
 コーネル大学博士研究員、日本学術振興会奨励研究員、九州大学理学部非常勤講師を経て、
 1973年 九州大学理学部生物学科助手
 1989年 名古屋大学理学部教授
 1996年 名古屋大学大学院理学研究科教授、東京大学 分子細胞生物学研究所客員教授
 2003年 長浜バイオ大学バイオサイエンス学部学部長
 2005年 お茶の水女子大学学長、長浜バイオ大学特別客員教授
 現在 情報・システム研究機構 理事


「”なぜ?”と、きく子供だったんです」
幼少時代について質問した松崎にたいし、郷先生はこう答えた。

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名古屋大学理系女子コミュニティ あかりんご隊――理系女子応援企画・その3

作成日:2010/10/22 最終更新日:2017/09/04 かいたひと:松崎有理

*本稿は取材先の認可を得て執筆、掲載しています。

あかりんご隊1

「みんな、理科がだいすき! 理科の魅力をつたえていきたいと思っています」(名古屋大学理系女子コミュニティ あかりんご隊 リーフレットより 一部改変引用)

 

もくじ:
1、名古屋大学あかりんご隊のイベントを取材してみた
2、あかりんご隊メンバーへのインタビュー

ごあんない:
名古屋大学理系女子コミュニティ あかりんご隊
名古屋大学 男女共同参画室

1、名古屋大学あかりんご隊のイベントを取材してみた

「名古屋大学にも、女性研究者支援モデル育成事業としてあかりんご隊がありますよ」
と、東北大学サイエンス・エンジェルの取材時にうかがった。

あかりんご隊の存在じたいは、知っていた。
残念なことに、ウェブ上の情報があまりにすくなすぎる。せっかくおもしろそうなことをしているのに、もっと宣伝しなくちゃもったいない、というのが正直な感想。
しかし幸いなことに、名古屋市は、現在の松崎の居住地だ(註・執筆当時)。

これは、地の利をいかして取材してこなければなるまい。

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『学校教育におけるジェンダー・バイアスに関する研究』からわかったこと――理系女子応援企画・その2

作成日:2010/10/10 最終更新日:2017/09/04 かいたひと:松崎有理

東北大学サイエンス・エンジェル取材のなかで、
松崎が衝撃をうけた、いちまいのPPT:

パワーポイント説明

衝撃のパワーポイント。そんなあ。

……とても気になった。
理系進学って、保護者や教師にそんなにうけが悪いんだろうか?
しらべてみたところ、理系白書 この国を静かに支える人たち (講談社、2003年)でも、このデータが引用されている。
ここは、

「まずは一次資料にあたれ。話はそれからだ」 (スティーブン・ジェイ・グールド

の精神にのっとり、原典をみなければならないだろう。

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東北大学サイエンス・エンジェル――理系女子応援企画・その1

作成日:2010/09/23 最終更新日:2017/09/03 かいたひと:松崎有理

*本稿は取材先の認可を得て執筆、掲載しています。

サイエンスエンジェル・ロゴ

「おもしろそう! たのしそう! かっこいい! ――好奇心のタネ、とどけます」
(サイエンス・エンジェル リーフレットより 一部改変引用)

この記事のもくじ:
1、東北大学女性研究者育成支援推進室インタビュー
2、東北大学サイエンス・エンジェルのみなさんにインタビュー

ごあんない:
東北大学サイエンス・エンジェル 公式ホームページ
東北大学 女性研究者育成支援推進室

 

1、東北大学女性研究者育成支援推進室インタビュー

きっかけは、ぐうぜんだった。
松崎がウェブをみていて、母校のHPでたまたま発見した「東北大学サイエンス・エンジェル」 *)。
しらべてみると、自然科学系の女子大学院生があつまって、高校生や市民の前で実験イベントをやっているらしい。
……なんて楽しそう
在学中にこんな活動があったら、ぜったいに参加していた。なにより同性のともだちがほしかったし。切実に。

東北大学は、国内初の女子学生受け入れを行った大学なんだけど
それでも、理系の女の子は絶対数がすくなかった。昔も、いまも。

これは、応援せねばなるまい。

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